皆成病院

総務の小窓

 

 

 

 

 

 院内で行われるスタッフミーティングの議事録は毎回各部署に配られますが、毎回そこに総務課長のコラムを載せています。タイムリーな話題を提供していますので、それを当サイトでも紹介します。

 

 

2月29日生まれの人の誕生日

 

今年は2月が29日まであるうるう年となっています。基本4年に一度しか2月29日は、やってこないので、2月29日に生まれた人はいつ年を取るのか疑問に思ったので調べてみました。(基本4年と言ったのは、しばらくは4年ごとにうるう年がやってきますが、西暦2100年は平年になります。複雑な計算により必ず4年ごとにうるう年になる訳ではありませんので)

 

さて実際いつ1歳年を取るのでしょうか?この点については、「年齢計算ニ関スル法律」が、年齢を計算するときには出生日を初日に算入することを定めています。したがって、例えば2020年2月29日生まれの者は、2021年2月28日限り(すなわち2月28日の24時)をもって満1歳になります。ただ、実際に誕生日を祝うのは、満1歳になった次の日、すなわちうるう年では2月29日、平年では(2月29日がないので)3月1日ということになるのでしょう。

 

それから4月1日生まれの子どもが早生まれなのは、どうして?

 

生まれた日と同じ月の同じ日に誕生日を祝う日常生活の感覚からは、2020年の4月1日に生まれた子どもは、2026年の4月1日に満6歳になるようにも思われます。しかし前述しました「年齢計算ニ関スル法律」の第1項には「年齢ハ出生ノ日ヨリ之ヲ起算ス」と規定されています。つまり、生まれた時刻が何時かを問わず、その生まれた日を第1日目として年齢を計算することになっているのです。そうすると、2020年4月1日生まれの子どもは、2026年3月31日限りをもって満6歳になり、翌日の4月1日から小学校に入学するため、「早生まれ」ということになります。つまり早生まれとは1月1日から4月1日生まれのことを指します。

 

皆さんも疑問が解決しましたか?では今年一年がうるおう年となるようお祈り致します。

 

 

あらためて考えよう・・・水の大切さ

 

 令和6年1月1日16時10分に発生した能登半島地震におかれましては、多くの犠牲者や今現在も安否不明の方が多数いらっしゃいます。被災された方に謹んで哀悼の意を申し上げます。

 

 地震はいつ何時やってくるか分かりません。今回被災された方々の様子を伝えるニュースでは水が不足して非常に困っているとありました。飲料水のほかトイレを流す際の生活用水なども不足しているそうです。中には雪を溶かした水でお米を炊いているなんて人もいました。

 

 人間は水が無ければ生きられません。生命維持に最低限必要な水量は1日3Lと言われています。みなさんも各ご家庭において、日頃から災害に備えて飲料水を備蓄し、また、生活用水として浴槽等に貯水するようにしておきましょう。

 

あらためて水の大切さを考えて、日頃から飲料水等の確保をしておきましょう。

 

 

◎深谷市地域防災計画に記載してある目標給水量

災害発生からの期間 目標水量 水量の根拠
災害発生から  3日 3L/人・日 生命維持に最低限必要な水量
災害発生から 10日 20L/人・日 炊事、洗面、トイレ等最低生活水準を維持するために必要な水量
災害発生から 21日 100L/人・日 通常の生活で不便ではあるが、生活可能な必要水量
災害発生から 28日 250L/人・日 ほぼ通常の生活に必要な水量

 

 

 

夜間の交通事故に注意!!

当事者(加害者・被害者)にならないために

 

 

 まもなく12月22日に冬至(とうじ)を迎えます。冬至は一年で最も昼の時間が短い日です。言い換えれば最も夜が長い日です。今ではすっかり帰宅の頃には外は真っ暗になっています。

 

 

 

 公報ふかや12月号では、冬の交通事故に注意!とした特集記事が載っていました。

 

  • 交通事故は『夕暮れ時』と『夜間』に発生する危険性が高くなること。
  • 交通事故防止のための安全対策として、歩行者や自転車利用者は『明るく目立つ色の服装』で『反射材』を活用することで自分の存在を車のドライバーにアピールすること。

 

とありました。どうしても冬場の服装は黒系統のものが多くなります。私も車を運転していて、横断歩道を渡ろうとしている歩行者の服装が黒だと、暗いところでは近くなるまで気付かないことがありました。

 

 

 また、皆成病院から第二駐車場へ向かう途中の横断歩道は、電柱があるために歩行者から見て右側(北)から来る車に気付かれにくいです。横断時にはよく確認してから渡るようにして下さい。

 

 

 何かと慌ただしくなる年末年始に向かいます。くれぐれも交通事故に遭わない(起こさない)ように細心の注意を払ってお過ごし下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

インフルエンザの流行警報が発令されました。

感染予防に、より一層注意しましょう。

 

 

 埼玉県感染症発生動向調査による2023年第43週(10月23日〜10月29日)の1医療機関(定点)当たりの報告数が前週の28.41人から33.08人へと増加し、国の定める警報の基準値である30人を超えました。警報を発するのは、平成31年1月以来5シーズンぶりです。また、第43週で警報を発令するのは、統計のある1999年以降で最も早いです。

 

 

【インフルエンザを広げないために】

 

・マスクの着用等普段から咳エチケットの励行
 インフルエンザは、主に飛沫感染であるため、飛沫を浴びないようにすればインフルエンザに感染する機会は大きく減少します。
 また、症状の出ない不顕性感染や軽症の例もあります。
 このため、普段からマスクの着用等咳エチケットを守ることを心がけて下さい。
1.咳やくしゃみを他の人に向けてしないこと。
2.咳やくしゃみの時はできるだけマスクをすること。
3.手のひらで咳やくしゃみを受け止めた後はすぐ手を洗うこと

 

・ワクチン接種
 インフルエンザの予防や重症化を防ぐためには予防接種が有効と報告されています。

 

・外出後の手洗い等
 流水・石鹸による手洗いは、手指など体に付いたインフルエンザウイルスを物理的に除くために有効な方法です。アルコールによる消毒も効果的です。

 

・適度な湿度の保持
 空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50%〜60%)を保つことが効果的です。

 

・十分な栄養とバランスの良い食事
 体の抵抗力を高めるために、十分な栄養とバランスの良い食事を日ごろから心がけましょう。

 

・人混みや繁華街への外出を控える
 インフルエンザが流行している時期は、高齢者や基礎疾患のある方、妊婦、疲労気味・睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。

 

 

【発熱や体調不良の時には】

 

・早めに医療機関を受診しましょう。早めの対処が早い回復につながります。
・安静にして休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。
・水分を十分に補給しましょう。
・同居人のいる方は、家庭内でもマスクをするようにしましょう。